■人材採用・教育(歯科開業の成否は人で決まる)

 優秀なスタッフの採用が、歯科開業後の経営を左右する 

■歯科開業時の忙しい時期でも、慎重に選考しましょう

「あの歯医者さんは気持ちのいいスタッフばかりだね…」。

そんな評判は長きにわたり、多くの患者様から信頼を集めます。良きにつけ悪しきにつけ、医院経営の成否を握るのは「人」と言っても過言ではありません。それだけに人材の「採用」「教育」は大切です。

人材募集にあたっては、長期的な視点が欠かせません。求人広告などを掲載した場合は費用がかかりますし、優秀な人材はどちらの医院でも採用したいので、難航する場合もあります。また、採用に至ったとしても、そのまま長く働き続けてくれるとも限りません。採用したのに「すぐに辞めてしまった…」ということになれば、せっかく募集にかけた費用、時間も無駄になってしまいます。

他の医院に比べて条件はどうなのかや、制度面なども検討して、募集活動を進めることが大切です。また、長期的に見て、やりがいのある環境づくり、教育なども充実させていくことが必用になる場合もあるでしょう。

課題をひとつずつ探りながら、それぞれの医院に合うスタッフの採用・教育をサポートさせていただきます。 

≪採用のポイント≫

新規開業の場合は2ヶ月前にはスタッフを募集し、採用まで済ませておくのが理想です。

【求人の方法】

◎求人広告を掲載する

求人メディアに求人広告を掲載する方法です。インターネットのWebサイトや新聞広告、地域の折り込み広告、無料配布の求人誌などがあります。

◎ホームページで求人案内をする

自院のサイトに求人を載せる方法です。多くの人がスマホを持つようになり、求人広告を掲載する場合でも、事前にホームページを見て応募する求職者が増えています。ホームページの情報を充実させることは、歯科医院側、応募者側双方にとって有益です。

 ◎ハローワーク(公共職業安定所)を利用する

求人にあたっては、無料で利用できます。ただし、資格などを問わず、一般に広く募集するものなので、開業時など時間が限られるときは、歯科衛生士などの有資格者を採用するのは厳しいかもしれません。

◎歯科衛生士学校、専門学校へ求人票を提出する

募集時期に制約があります。開業時には利用がしづらい場合もあります。

≪教育について≫

医療の質が求められることはもちろんですが、医療機関はサービス業であるという認識に立ち、患者様にご満足いただくことも大切です。基本的なビジネスマナー研修や、接遇応対研修などの教育メニューもご提供させていただきます。